安全性への取り組み

安全性への こだわり

食の安全への取り組み

「バランスの取れた野菜作り」

「化学肥料は作物にとって害なのでしょうか?」

 

植物は、窒素やカリウムなどの無機物を栄養として育ちます。栄養分豊富な有機肥料も、土中菌に分解されて、やっと植物の栄養になるのです。また、有機肥料も無機肥料も植物にとって栄養であることは、変わりません。有機肥料に含まれる有用菌や微量栄養素は美味しい野菜を育くみますが、これらは良質の堆肥からも供給できます。

作物によっては大量の窒素分が必要なものもあります。これを全て有機肥料で補おうとすると、他の栄養成分が多く入りすぎる弊害も起こります。

 

一般に言われている化学肥料による害は、「作物を大きくするための肥料のやり過ぎと、畑に残った過剰な栄養分による環境破壊」です。不自然なまでに大きく育てる、見た目優先の農業の弊害が出た形です。逆に言えば、有機肥料でも与え過ぎれば弊害は出ます。必要な栄養分が、適切に供給できなければ、有機肥料でも無機肥料でも、作物は上手く育ちません。

 

大切なのは、畑の中の栄養分や、水、バクテリアの状態を含めた土全体のバランスです。土の状態を作物にとって最適にするために、無機肥料を使うことは悪ではありません。環境づくりに最適であれば、有機肥料でも無機肥料でも使います。私たちは地中の栄養分を測定し、全体のバランスを崩さない健康な畑作りを行っています。

農薬の使用について

「私たちは正しい薬を必要な量だけ使います」

農薬の定義

ファームかずとでは「無農薬栽培」ではなく「減農薬栽培」

 

ではなぜ「無農薬」ではないのか?

 

それは現代の農業に於いて「無農薬」が安全な野菜作りのために、必ずしもベストな方法だとは思えないからです。

 

主な理由は以下の2点です。

1.ここ最近の異常気象や天候の変化により、病害虫の発生時期・発生量の予測を非常に困難なものにしています。

2.1960年代の粗悪な農薬の使用によって起きた多くの事件・事故により農薬にはマイナスなイメージが根強く残っていますが、現在の農薬は害虫のみに効き、哺乳類やヒトへの毒性は限りなく低く抑えられています。

美味しいだけでなく、本当に安全な野菜だけを皆様に届けるために、安全性が確認された薬を、的確な時期に的確な量を使うことで使用回数・量をできる限り減らすことが重要だと私たちは考えます。

農薬の使用に関する私どもの考え方を、更に詳しくまとめました。ご興味がある方は下のボタンからご覧ください。

ファームかずとから皆様へのお願い

最低限の農薬しか使っていないため、虫の防除は完璧では御座いません。

 

稀に虫が1、2匹箱の中や外皮に残っている場合も御座います。

その場合は、大変申し訳御座いませんが何卒ご容赦ください。

 

ファームかずとでは虫を完璧に排除することは、

野菜の味と品質を損なうリスクが高まるものと考えております。

 

ご理解のほど、心よりお願い申し上げます。